久々に読んだ本

最近読書から遠ざかりつつあったんですが、
手持ちの本を久しぶりに読みました。

舟を編む三浦しをん」です。
ハードカバーで、帯に本屋大賞のことが書いてあるから
わりと出てすぐ買ったんじゃないかな。
キラキラした物語がまぶしくて、数年読んでなかったですね。

久々に読んでみると、西岡君の心情が胸に迫る~!
私も年をとったということだ…。
以前読んでいたころは、まじめ君にすごく感情移入していましたが、
今は「自分なりに頑張ってきたのに、まじめのためにお払い箱になると感じてしまった」とか
「まじめはモノが違うと認めざるを得ない」とか
辞書のことがもともと好きだったわけでもないのに
「俺、だめなんだ。異動させられる」と辞書への愛着がにじむ弱音をはいたりとか
そんな西岡君の姿に涙が出る…。

西岡君、いいやつなんですよ!
チャラいけど!
誰にプレゼンしてるのかわかりませんが!
異動が決まってからの、辞書のための、まじめ君たちのための尽力ぶり、
そばまで行って背中をたたいて応援したくなります。

その「舟を編む」・・・アニメがあった、だと・・・?
http://www.funewoamu.com/
これホントに今知りました。
見ればよかったなあ~!

でも、キャラクターの顔を見ると、
「西岡君もうちょっとチャラくてもよかったな」と思ってしまったので、
見なくてよかったのかもしれません。